ヘボゲーマーかくれねこの活動メモ

だいだいXM(エチゾチック・マター)もとい某位置ゲーのせいで興味無かった筈のスマホ・タブレット向けゲームアプリのほんの一部に心を囚われてしまった毒吐き閑人。更新は不定期且つ気力の有るときのみなので悪しからず。

スプラトゥーンシリーズ・イカ研究員のIngressしぐさ

当記事はIngress & Wayfarer Advent Calendar 2022の12月14日分の記事です。が、はてな記法(特に引用記法)が何度やっても反映されずに腹立たしくなってしまう(これははてダをやってた頃からずっとなのだが、はてな記法を使った筈が公開前のプレビューで反映され無いことが多く、どこかで書き間違えていることは確かなのだが一体何をどう書き間違えてるのか全くわからない事が多い)ので公開が遅くなってしまった。書きたい事を思い付いてもいちいちこんな面倒な事をしなきゃいけないから自分はもうTwitterでとりとめもなく連ツイしていくだけでいいやと思うようになったんだ(苛)

今年のピクミンブルーム6月度コミュニティディのリアルイベント醜態の件や2020東京五輪汚職問題に対する任天堂持ち上げの傾向に対するツッコミやNintendoLive2022の件やポケ森5周年&ピクミンブルーム1周年など、このブログの記事のネタにしたほうがよかった話題が多かったにも関わらずTwitterでぶちギレしながら何か呟くだけに留まり、結局約1年振りの更新、それも昨年のピクミンブルームAdventCalendar2021向けの記事以来の更新になる。

そんな訳で今年10月に行われたNintendoLive2022の配信アーカイブを観て、Ingressエージェント末席としてまさかと思った事について書く。もしかしたらナイアンティック川島優志氏の著書『世界を変える寄り道』にその手がかりや答えが既に有って、こんな記事を書くぐらいなら取り敢えずなぜそれを読まないのかという話になるかもしれないが、件の本は個人的には気になるも未だに読む気が起こらないまま今に至るのでそこはご了承願いたい。

今年9月に発売され任天堂自らの制作・開発作品としては歴代トップクラスの初動売上を挙げるも、ゲーム自体の質の問題に難が目立った件への話題が目についたスプラトゥーン3』であるが(なおこれより酷い同様の事態がその後任天堂最大の取り巻きにして別動隊たる株式会社ポケモン及びゲームフリークによる『ポケットモンスタースカーレット・バイオレット』で起きた訳だがw)、そのスプラトゥーンシリーズのプロモーションが1作目である『スプラトゥーン』から一貫して「日夜不思議なイカを研究している研究員」の研究発表という形で行っているのはご存知の方も多いと思う。

因みに自分がこのシリーズ作品の存在を知ったのも実はIngressエージェントのコミュニティ内で類似性がちょっとだけネタにされていたからで、だからといってプレイする気までは起きない。というかスプラトゥーンシリーズに限らず任天堂作品で素晴らしいと思えるのはコンセプトとビジュアルと音楽だけで、それすら同業他社の作品と比べてずば抜けて魅力があるかと問われると個人的な答えは「否」である。

disるのはこのぐらいにして本題に入ろう。このスプラトゥーンシリーズの「日夜不思議なイカを研究している研究員」こと「イカ研究員」及びその「助手」達、プロデューサーの野上恒氏を筆頭に責任者クラスのスタッフ勢が白衣着用という本邦における科学系研究者のステレオタイプに基づく格好をして演じておられる訳だが、約1名を除き任天堂による公式プロモーションの場で顔出し済みのスタッフばかりだと判りかねないにも関わらず完全な身バレを恐れてか全員サングラス着用という異様な出で立ちでの茶番が行われているのである。

最も彼らのリーダーであるイカ研究員については以下の動画のようにその正体が野上氏である件を早い時点で公式自ら明かしていたりする訳だがw

youtu.be

ところでこの動画の冒頭、「南国のリゾートでバカンス」って巨大コントロールフィールド構築の為にサイパンとかグアムとかに日帰り旅行とかそういう話かな?(違w)

因みに『スプラトゥーン』の開発が開始されたのは「社長が訊く」によると2010年代前半における任天堂の失敗事例を飾る顛末に終わったWiiUの立ち上げの後との事で、時期的にも開発のきっかけにIngressが影響していた訳ではないのは明白であろう。

とはいえ『スプラトゥーン』の開発・制作においてコンセプトや演出の仕方が最終的に固まって行った時期は、まだGoogle内部にあったナイアンティックが『Ingress』を世に出し一部の好事家の間で話題になり、後にIngressコミュニティ以外の場でもナイアンティック日本法人スタッフと馴れ合う程のコアなユーザーまでいる古参ユーザー勢を増やしていっていた頃と被っていた筈である。その偶然がどこまでスプラトゥーンシリーズのプロモーションのあり方に影響したかは、所詮外野の者でしかない自分には知る由も無い。

しかし地球温暖化に伴うホモ・サピエンスとその文明の自滅後の遥か未来に勃興した水棲生物から進化した多種多様な人類とその文明世界の様を遥か過去にあたる"現在"から科学の力を以て覗くという演出のプロモーションと、「スプラトゥーン甲子園」等のリアルイベントの場にスタッフ自ら「イカ研究員」という茶番を行う形で登場するという発想自体、Ingressエージェント末席である自分から言わせれば何というかもう「XMに大量被爆した結果やろw」感しかしないのだ。

なおドワンゴ主催のゲームイベント・闘会議2016にて開催されたスプラトゥーン甲子園に関するファミ通による野上氏へのインタビュー記事を読むと、彼がシリーズ初期のころから現実とゲームを絡める方向でいた事が伺える。

www.famitsu.com

そしてこの現実とゲームを絡めるという方向で行われてきたイベントの最たるものが、闘会議2016での「シオカライブ2016」に始まった任天堂公式イベントの場におけるスプラトゥーンシリーズに登場するキャラ達の音楽ライブなのである。そういう意味ではスプラトゥーンシリーズもやはりまたある種の拡張現実コンテンツなのだろう。

そして今年のNintendoLive2022のプログラムのひとつ「スプラトゥーン3スタートダッシュ杯」の一般チーム部門の場において、イカ研究員こと野上氏が今後どういう方向でいるのかが気になり、話のネタにアーカイブ動画で優勝者表彰後の彼による総括コメント部分をざっと観ていたのだが、その最後のほうで「え?!」と思う発言をしていたのである。

youtu.be

該当部分は動画の7時間8分5秒以降。そこでの野上氏による締めの挨拶を書き出してみた。

ですのでね、これからもまだまだ、まだまだ研究、僕らも研究を続けて行きますし、チームの、あの、プレイヤーの皆さんもこれからも一緒に僕らと一緒に研究を続けていただければと思いますんで、はい、一緒に『スプラトゥーン3』を楽しみましょう! 宜しくお願いします!

それ何てリモート・パーシティペーションやイカ研究員w

wrapup.lycaeum.net

野上P、イカ研究員を演じておられるうちにスプラシリーズのプレイヤーもXM調査を行っているIngressエージェントみたく、実は水棲生物から進化した多種多様な人類の時代の研究に関わってるのだとかいう設定にいつの間にかなってしまっているとか、そんなことになってなイカ?!!!