先週(いやもう先々週か)のはてブロ公式お題「買ってよかった2024」でUPしようとしていた記事だが、途中で書くのを止めていたら週が変わってしまったどころか年が変わってしまった。でもそのまま書く事にしたw
前の記事で、記事内容から脱線していると解っていてもこう書いた訳で。
kakureneko-memos.hatenablog.com
いずれにせよ『スプラトゥーン3』というゲームへの評価及び現時点におけるスプラトゥーンシリーズというゲームコンテンツへの評価は、未プレイ勢そしてゲーム制作はおろかゲームそのものの事など全くわからない者から見てもマトモなMMOの制作・開発・運営が出来ないという事がかの作品群で露呈したのではとしか思えない任天堂自体の元からの技術面の程度やスタッフの素質等と言った諸要因が絡まり合ってマイナス方向に陥った結果、最早「音楽案件以外取り柄無し」という評価で良いだろうとまで言っても言い過ぎではあるまい。
実はここまで書いた理由のひとつが、『スプラトゥーン3』をプレイしていないどころかそもそもNintendoSwitchすら買う気もなく、自分の嗜好もあってプレイする気も無い上に、発売後間も無くゲームの質が問題視される案件が色々聞こえて来た挙げ句に怒りマシマシなスタッフに対する脅迫文を大量に送りつけた拗らせファンが逮捕されるという事態にまで到ってもなおファンの怒りが収まっていない模様という事が伝わってくる時点でスプラ3は「売れたクソゲー」という事で良いんじゃないのかと思うようになったからである。
まあ正直なところ「触れない事で人生を損しても構わないからスルーしても良いもの」の中にスプラシリーズを入れたいと思っているに過ぎないのだろう。というのも、スプラシリーズについては(そもそも全てのゲーム音楽はネタ曲に過ぎないという大前提の上で)『シオカラ節』を筆頭に劇中曲に所詮ネタ曲だと割り切ってもなお割と魅力的なものが多く、自分が以前から旧Twitter・Xで緩く擦っているどう森シリーズそして『Wii Music』に関与したコンポーザーのひとりの“現在地”という事もあって大変緩く追っているからだ。
それにしてもスプラ3のゲームの質への怒りから任天堂に常軌を逸する量の脅迫文を送りつけてきた行為に対して社員がかの京都アニメーション放火事件を連想して恐怖に陥るとか、そりゃ「近所」で起きた凄惨な事件だった訳で気持ちは大変わからんでは無いのだが、件の脅迫文を送りつけていた者はプロデューサーの野上恒氏以下スプラシリーズ主要スタッフが白衣を纏い「遠い未来の不思議な海洋生物を研究している者達」という茶番を演じて登場する公式イベントを狙うという由の事まで書いていた訳だから、もし実行されようものならテロ事件としては制作スタジオのみに対するもの以上にヤバい事態になる事ぐらい想像が付きそうな筈なのにその程度の認識かいな(まあ無理もなかろうが)、という感が半端無いのである。
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もっとも、一連の脅迫文がきっかけでNintendoLiveの開催中止が決定した背景には一昨年の10月以降のイスラエルによるパレスチナ蹂躙の口実となったハマスによる対イスラエル武力抗争の一環としてのレイム音楽祭「スーパーノヴァ」でのテロ事件の影響も幾らかあったのかも知れないが。
え?「ゼルダシリーズのスタッフならあのような事にはならない」? ゼルダの伝説シリーズはバグのデパート状態なのをRTA等で面白がられているような作品群の筈では?wそしてあれらも、後述するがサウンドディレクターの「やらかし」からのプロデューサーがとんだ恥を晒したというオチが「任天堂スゴい」ネタ的に消費され続けている『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』を筆頭に音楽含めたサウンド案件が過剰評価されている向きがあるのでは。そりゃ例のやらかし曲たる『女神の詩』がゲーム音楽として良く出来た曲なのは否定しないがwまあゼルダスカウォは後に『シオカラ節』を作曲した方が関与した作品のひとつであるしスプラ2までのサウンドディレクターもゼルダシリーズに関与してきたコンポーザーのひとりな訳で、スプラシリーズに関して「ゼルダシリーズのスタッフならあのような事はならない」となったのは結局音楽案件ぐらいだったという答えが既に出ているとも言えるのでは。
スプラシリーズに関する自分の評は先述の通りとして、大変緩く追っていたが故に知って「任天堂の大馬鹿野郎www」と大ウケした『スプラトゥーン3』の劇中曲がある。スプラ3に登場するキャラ「すりみ連合」の内輪揉め案件を事の発端を作ったメンバーのひとりであるマンタローが作曲して世に出したという設定の曲『鉄槌ピシャゲルド』である。
www.youtube.com
この曲のノリもよく考えたら何時もの任天堂という感じはするのだが、歌詞・設定とセットで任天堂作品の曲としては希代の名曲かつ迷曲であるネタ曲となったのでは無かろうか。そしてこの『鉄槌ピシャゲルド』が収録されている公式サントラCD『 Splatoon3 ORIGINAL SOUNDTRACK -Ordertune-』が昨年12月11日に発売となったのだが、
ebten.jp
今年の10月末に突如サービス開始となった任天堂作品楽曲の公式サブスクアプリ『Nintendo Music』への収録はまだ先であろうと見ている上に公式動画では収録されていない歌詞部分を知りたかったのと、当初からスプラファンの間では任天堂スタッフが演じているのではという見方が強いが(ファンですらない自分もそう見ているのだが)現時点で公式から全く公表される様子の全くないマンタローの声の役の方に関するヒントが無いかと思って購入してきたのである。
正直なところプレイする価値も無かろうと思っているゲームのサントラの事なので、曲の大半には元から思い入れなどなく自分が気に入った曲は大変限られている。が、結論からいうと任天堂が自社作品の音楽案件をどう考えているのかという事を確認出来た意味でも「買ってよかった」である。
付属のブックレットを見た限り、結局マンタロー役が誰だったかは判らなかった。そして掲載されているスタッフクレジットは楽曲ひとつひとつの作曲者が判明しない大変残念なもので、音楽案件にかなり力を入れているゲームコンテンツの筈なのに何故こうなったと文句を付けたくなるレベルである。

そしてこのスタッフクレジットから判るのは『鉄槌ピシャゲルド』の作曲者はすりみ連合のキャラ曲作曲担当でもあるスプラ3のサウンドディレクター須戸敏之氏。スプラシリーズに関与されるまではバンブラシリーズや非ゲーマー層向け作品群に関わっていた方である。
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そして今年の9月に開催されたゲーム内イベント「グランドフェスティバル」にて公開された『タイム・トライブ』『グランドシオカラウルトラミックスモダン』の作曲者も彼である。
因みに『タイム・トライブ』は歌詞及び意訳が公式ページにて公開されているが、
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その歌詞意訳を見るや、
果てしない 時間の交差の中で
ぼくらは炎をつないでく
という、サビでも繰り返される歌い出しの一節からして「スプラトゥーンというゲームコンテンツをここで終わらせてたまるか」感が物凄いだけでなく、
ずっと キミと歩いてた
いくつもの 奇跡を見てきた
はじめは 何もなくて
アタシたちの後に 道ができて
誰かの道しるべに
アタシたちが なるなんて
あの頃 想像できた?
すれちがう 無限の命のプリズム
きみの輝きを 見つけ出す
そうさアタシは リアリスト
今を生きる つかみ取る
手に入れた 世界の頂点
言わせてもらえば ただの通過点
叩きつけるぜ Answer
ぶち込む 言葉のBanger
人生クソだの 運がねぇだの
それで守れたか? 自尊心
ビビって そつなく つつがなく
それで満足?
ビビッドに塗りたくれよ
オマエの魂のビートで(やりたいこと山積み いつやります?)
(今だろ!!)
ほとばしる 無限の命の鼓動
響き合って 強く輝く
逆境 苦境は 朝めし前
最強連合のお出ましや!強さのヒミツを知りたいか?
決して折れない 砕けない絆
遠く遠く 旅の果てに
終わりの時を 見るのだとしてもキミと辿った道は
永遠に輝きつづける
希望を胸に宿していれば
いつかみんなで見つけ出せる巨大な時の流れの中で
……といった、どうみても脅迫文送付事件に対するイカ研ことスプラシリーズスタッフからの返答そして決意表明だけでなく、
言葉 歴史 キラキラリ
想いを伝えるため 受け継がれた唄
(↑ゼルダシリーズ:シリーズ初期から歌が物語に関わっている作品が結構あったりする。)
重なり合う バイナリースター
何があっても きっと平気さ
重なり合う バイナリースター
きみとなら ずっと無敵さ
(↑スーパーマリオシリーズ:バイナリースター=連星だが、「2つの星」と解釈すると、スーパースターによって無敵モードになれるマリオとルイージと解釈することも出来よう。)
胸の高鳴り 羅針盤にして
迷宮 魔窟へ いざカチコミじゃ!
立ちはだかる魑魅魍魎
見事 さばいてみせましょか
(↑ゼルダシリーズ:まあだいたいこんな内容のゲームである訳で。)
未来ひらく 黄金のカギ
(↑スーパーマリオシリーズ:ステージによっては金色のカギの入手がクリアの為に必須のゲームでもある訳で。)
今オマエが隣にいることが
最高以外の何だってんだ?
(↑どう森シリーズ:初代どう森の公式HPやパッケージにてとたけけが「ひとりより ふたり」と言ってたり、パッケージに「ひとりより ふたり ふたりより よにん よにんより・・・たーくさん。」という文言が書かれていたりする。元ネタは言うまでもなく関西準キー放送局発の素人弄り系TV番組古参のひとつ『新婚さんいらっしゃい!』のテーマ曲『幸せにキッスしたら』の歌詞なのだが、その曲が使われていた時期は1984年10月~1992年5月なので知っている者は基本的に日本語圏の中年層以上の一部の層ぐらいだろうw)
といった、任天堂ファンへのサービスのみならずサウンドディレクターとしての立場からスタッフを鼓舞する為にスプラシリーズ以外の自社フラッグシップコンテンツを連想出来るような言葉を織り込んで書いた歌詞意訳なのではと思われる内容の名曲となっているので興味がある方は話のネタに一度聴いてみると良いかもしれない。それだけに最後の一節が「交じり合う 無限の命の流れ 太古から続く 運命の螺旋」となっているのが違和感しかしないが、そこはスプラ3のグランドフェスのお題が「過去vs.現在vs.未来」であり「過去」を担当したシオカラーズのパートの部分の歌詞なので仕方ない。
そしてこれらの須戸氏担当曲から滲み出るコナミのBEMANIシリーズかセガのゲキチュウマイ(『オンゲキ』『CHUNITHM』『maimai』)でやれ感。実際、『タイム・トライブ』を聴いて歌詞意訳を見た自分が真っ先に連想したのはこれまた開催にあたってCOVID-19パンデミックの影響を大きく受けたコナミの公式イベント「The 10th Konami Arcade Championship」の為に書かれたBEMANI曲『世界の果てに約束の凱歌を』だったりする。
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更に『グランドウルトラシオカラミックスモダン』のすりみ連合パートの歌詞が野球の応援でお馴染みな「かっ飛ばせー○○」な文言ではというネタを見て、やっとることが『轟け!恋のビーンボール』じゃねえかとw
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それにしても不可解なのはやはり未だに誰か明かされていないマンタローの声の役の人の扱いである。あれだけ歌っておられるというのに誰であるのか公表無しとかそれでいいのだろうか(呆w)但しスプラシリーズの劇中曲は歌唱担当者が明かされていないものが他にも有り、そしてマンタローの役についても担当された御本人が明かす気になるまで公表しないのを条件に引き受けている可能性もあるのでここはやはりその時を待つべきなのだろう。声紋判定アプリを使って雑なエビデンスでイカ研を殴るような真似をするという手もありそうだがそれでも参考程度の結果しか出ないだろうし(但し一部で根強い「イカ研究員こと野上氏が演じているのでは?」説の否定材料ぐらいにはなるかもしれない)w
そしてイカ研の「前科」を鑑みれば、歴代作ヒーローモードにおける主要人物のひとりのアタリメに関して、後に公式イベントの場において初代スプラのスタッフでは無かった筈の任天堂のコンポーザー横田真人氏がその声の役を演じた件を自ら公表しているので、
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なお、このステージのMCは、10時30分の回では『Splatoon(スプラトゥーン)』のサウンドディレクターで作曲も務めた峰岸透氏が、16時00分の回では『スーパーマリオギャラクシー』などの楽曲を担当した横田真人氏が担当。
一方、横田氏は、『Splatoon(スプラトゥーン)』のキャラクター、アタリメ司令の声優を務めていたという事実を初告白。
もしかしたらマンタロー役の人も公式イベントの場で公表しようとしていたのが諸般の事情でその機を逸してしまっている状態で今後はどこで明かそうか悩んでいるのかもしれない。もしそうであるのなら横田氏は「余計な前例」を作ったようなものだ。
因みに任天堂のサウンドスタッフにはゼルダシリーズ案件で『鉄槌ピシャゲルド』でのマンタローよろしく
「言わないほうがいいと思ったんだ! ふたりともこういうのは嫌がるだろうから◎$♪×△¥○&?#$!」
みたいなことをやった者がいた結果、プロデューサー青沼英二氏の思い込みも合わさってとんでもない事を引き起こしたという「前科」があったりする。
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若井氏は、「こういうことをバラすのは、イキじゃないんですが……」と前置きしつつ、“『女神の詩』を逆再生すると『ゼルダの伝説 時のオカリナ』の楽曲、『ゼルダの子守歌』になる”というエピソードを明かした。若井氏が明かす前に気づいたファンも多かったこのトリックだが、当初は「誰も気づかなかったらお墓まで持って行こう」と考えていたため、青沼氏にもナイショにしていたとのこと。そのため、青沼氏はE3(ロサンゼルスで開催される世界最大のゲームの見本市)の会場で海外のメディアからこの件について聞かれた際、「そんな訳がないでしょう。逆再生して曲が成り立つわけがない」と笑いながら否定してしまい、大恥をかいてしまったのだという。これに対して若井氏は、「反対されると思ったので言わなかったんです(笑)」と、気まずそうに当時をふり返った。
この『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』のテーマ曲『女神の詩』の逆再生作曲の件のサウンドスタッフ内部における箝口に関しては現時点で判明しているゼルダスカウォのBGM作曲者の情報からしても作曲者にしてサウンドディレクターであった若井淑氏の他に「共犯者」が最低でも2名いたのが明白で、そのひとりが前述のアタリメ役の横田氏だったのである。因みに原曲の作曲者でゼルダシリーズのサウンドの祖たる近藤浩治氏も関わっていてこれである。
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更に言うなら、サウンドスタッフが「音楽の力」でスタッフを鼓舞するという芸当もゼルダスカウォの時に行われていたりする。『社長が訊く』ゼルダスカウォの回において2011年10月に東京で開かれた「ゼルダの伝説 25周年 シンフォニーオーケストラコンサート」に関する話で青沼氏が大変感慨深いものを感じていただの近藤氏がリハーサルの時点から涙が出ていただのという話から「おんがくの ちからって すげー」な展開になり、実は開発期間中にサウンドスタッフの計らいでオーケストラサウンドの視聴会が行われスタッフ全員のモチベーション向上に繋がった由の事が語られている。
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藤林 本当にそう思います。僕は会場には行けなかったんですけど、「やっぱりオーケス卜ラの力はすごい」と身をもって感じたことがあるんです。
今年の2月くらいに、開発スタッフのみんながけっこう、つかれていた時期があったんです。岩田 長い開発期間だと、どうしてもそんな時期がありますよね。
藤林 もう、みんながパワーダウンしてしまって・・・。
そのタイミングを見計らったかのように、サウンドチームが音響室を使って、そのときにできあがっていたオーケストラサウンドの試聴会を開いてくれたんです。
それをみんなで聴いたら、全員のモチベーションがググンとアップしたんです。岩田 元気百倍になったんですか。
藤林 はい。やる気が倍増しました。
若井 うれしい、狙いどおりです(笑)。
一同 (笑)
若井 じつはサウンド側から見ても、スタッフのみんなが疲弊してきているのがすごく感じられたんです。
そこで、モチベーションを高めるためにもそういうイベントを開こうということになったんです。藤林 僕たちはそれを聴いていて、すごくうれしくなって。
岩田 で、一気にパワーアップですね(笑)。
藤林 はい(笑)。あの試聴会のおかげで、その音楽に負けないゲームにしよう、という
最後のふんばりが生まれたように思います。
そんなゼルダスカウォの発売当時の顛末だが、従来のゼルダシリーズファンからかなりの顰蹙を買う内容となり商業的にもフラッグシップコンテンツのひとつのシリーズ作品の割にはあまり芳しい成果を残したとは言えない代物となってしまい、その意味でも今から見ればスプラ3の「先駆」事例であったとも言えるだろう。
そしてゼルダスカウォ以降のゼルダシリーズのサウンドスタッフがその後どうなったかというと、前述の若井氏が再びサウンドディレクターを務めた『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のファミ通によるスタッフインタビューを読む限りそれまで以上に「悪ノリ」する傾向が進んだと見る事も出来るので、
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――『ゼルダ』に限ったことではないと思いますが、いろいろと試行錯誤を重ねて生まれている曲なんですね。
若井 そうですね。あと、試行錯誤と言えば、各コンポーザーが遊び心で隠し要素を入れたがるんですよ。たとえば、ミファーの曲は、ミとファで始まっていたりとか。
――おお!!
若井 ほかにも、シリーズの過去の曲を隠したりとか……みんなやりたがるんですよね(苦笑)。
青沼 そう言ってるこの人(若井氏)が、『スカイウォードソード』のメインテーマ『女神の詩』を作った人ですからね。当時、自分がやっているわけですから、スタッフがみんなマネをするのはしかたないですよ!(笑)(※編集部注:若井氏が作曲した『女神の詩』を逆再生すると、シリーズおなじみのゼルダのテーマ曲である『ゼルダの子守歌』になる)
若井 あれで、みんな「いいんだ!」って思っちゃって(笑)。――今回も、逆再生などの仕掛けはあるのでしょうか?
若井 同じことをやると、すぐにバレてしまうので、「それはやめておこう」という話はしているのですが……。
藤林 でも、メイン級の曲の中には、既存の曲が隠されていますよね。旋律が入っているものが。――時の神殿跡のBGMを早送りすると、時の歌が隠れていたり……?
若井 そうなんです。みんな僕の知らないあいだにやっているんですよ(笑)。
スプラシリーズにおいてもイカ研の音楽解明担当こと担当コンポーザーにスプラ2までのサウンドディレクターを務めた峰岸透氏や『シオカラ節』作曲者の藤井志帆氏や『エントロピカル』作曲者の早崎あすか氏や『運鈍根』作曲者で有るが故に退社された際に任天堂ファンの間で話題になった永松亮氏などのゼルダシリーズ関与勢という括りでは説明し切れない方々が結構いる(そしてアタリメ役の横田氏もまたゼルダシリーズ関与勢という括りで説明し切れない方である)事を考えると、アタリメの声を演じていたのが誰であるかサウンドスタッフ全員で箝口する事に成功してプロデューサーの野上氏が詳細を把握したのは実は初代スプラ発売後だった事も考えられようし、マンタロー役の人に関してもそれと同じ状況が起きている可能性もある。
なお若井氏はピクミンシリーズで歌モノ絡みの声ネタをやったことがある方なのでマンタロー役に抜擢されてイカ研に協力していたとしても何らおかしくはなく、もしそうであったのならば『鉄槌ピシャゲルド』の歌詞意訳には演者絡みの内輪自虐ネタが織り込まれている、或いは歌詞意訳にマンタロー役の方が誰かという事のヒントが織り込まれているという話に出来そうではあるが流石に邪推にも程があるか。それ以前にあの曲は、フウカのずっとハイカラのオトモダチと遊んでいたら良いのでは? という嫌味に対してバンカラとハイカラが歌でもっと仲良く...…と返したら儲けに繋がらないのに寝ぼけた事を言うのも大概にしろと一喝されるだの、これまたフウカのいつもはボクは歌わなくてもいいとか言ってる癖に他所では気持ちよく歌ってるだろというツッコミに二人の歌声を生かしたいからと返したらじゃあボイトレ叩き込んでやろうかと返されたりといったマンタローの自業自得な散々ぶりの描写を見るに作曲者の須戸氏本人や彼を含めた任天堂スタッフ達が抱える葛藤や「外からの評価」に対する困惑を相当滲ませていそうな気がするのだが。そこは『開発者に訊きました』において峰岸氏がすりみ連合曲について「彼(須戸氏)自身のすべてを絞りだして」と評していたことだけの事はあろう。NintendoLiveで公演される筈がネット配信での無観客公演となった『バンカライブ轟』版でもマンタローはテンタクルス乱入の責任をフウカに問われて先ずはサプライズ出演のお礼のメールを送ろうと言ったら「ハイカラぼけしとるんか」と罵られカネを取って来いと言われ、ウツホにも「ハイカラかぶれ」と罵られたのでハイカラを知ってこそバンカラももっと盛り上がるというド正論で返すも「バンカラもんならコブシで語らんか」と取り合って貰えなかったり、果てはフウカに今やハイカラのミュージシャンの方が大事で私達2人の事なんかどうでも良くなったのかと言われて違うそうじゃないと返したらじゃあ態度で「誠意」を見せろと言われる始末という描写だった訳で。
何れにせよ、イカ研にはマンタロー役は誰であるのか(更に欲を言うならABXYのパル子の役を担当したのが誰か)という件をいつの日か明かして欲しいものである。















































