なぜ「おおきなアネモネ」があるのかと思ったら……
ポケ森「レイジと春のはなばたけ」イベントも後半が始まって、"みんなのトラウマ(?)"前々回の「みしらぬネコと冬のチョウ」そして前回の「タクミのロックン・ローズ」の時同様、案の定お題クリアが前半より難しくなっているので最悪はなテントウムシ捕獲にリーフチケット使うのも覚悟しないとダメかなと思ったりしているが、でもあと3日あるからハニワ肥料の方に使ってピンクのカタバミを多く咲かせた方がいいのかもしれないとも思ったり。
そして以前の記事で今回のイベントで捕獲する虫がテントウムシである件について、セント・パトリックス・デー絡みでシャムロックだからキリスト教文化におけるクローバーの意匠繋がりではと書いた通り、イベント後半で捕獲するはなテントウムシ2種類の斑点は四ッ葉のクローバーを思わせるものになっていた。
しかし後半で貰えるアイテムに「おおきなアネモネ」があるのが妙に引っかかった。自分がアネモネに纏わる伝承で真っ先に思い浮かぶのはギリシャ神話のアドニスの物語だからだ。
ただアドニスは元々植物神だったとの話もあるようで、そうなるとキリスト教ネタ絡みのイベントにしては迂闊というか日本社会の宗教に対するダメな方向での無頓着ぶりが出てしまったのかと思いたくなったレイジの意味深なこのセリフも納得がいく。
しかしギリシャ・ローマ神話の神々やその取り巻き達への信仰は、ローマ帝国がキリスト教を支配の為に利用するようになって以後、ヤハウェ信仰の元に排除されたり取り込まれたりして変容し基本的に生きた信仰では無くなった。となるとアネモネに纏わる生きた信仰に基づくネタには何があるのだろうか?
その疑問に対する解が示されたのは、昨日出先でイースター商戦を始めた店の商品にテントウムシの意匠のものがあるのを見つけて、テントウムシって聖母マリア絡みでイースターネタでもあったのかと知ったことだ。所詮カトリックからすれば別の宗教に属する身とは言え雑学知識でテントウムシが聖母マリアの化身として聖十字架というかイエス・キリストを表す四ッ葉のクローバーと合わせた意匠を知っていてそれがイースター絡みと言うところまで思い浮かばなかったのは不覚としか……と言う訳でアネモネもそうなのかなとググったら、キリスト教文化でもアネモネをイエス・キリストと関連付けたりしてイースターの季節に欠かせない花にしているようで。
つまり今回のガーデンイベントは、一足早すぎるセント・パトリックス・デー&イースターイベントだったわけか。
それにしてもデカ過ぎる「おおきなアネモネ」だなぁw